指導者の条件 人心の妙味に思う
目次
あるがままにみとめる
いうべきをいう
怒りをもつ
一視同仁
命をかける
祈る思い
訴える
落ち着き
・・・
松下幸之助が2P見開きで102のお題を解説している。現実の忙しさで大事なことを忘れかけたときに、または、困ったときの指針にして読むといいんだろうな。私は、必要性がなく(←やる気がなく)、もっともなことばかりで驚きが少なく、読み進めることが出来なかった。
ところで上杉謙信が武田信玄に塩を送った話を引いている。
信玄以下領民も非常に感謝したということである。 (省略)
今日でも、国家相互間、あるいは一国内においても政党同士、企業同士の競争や対立というものはいたるところにある。そしてその場合往々にして、感情的な対立から相手に対する憎しみがエスカレートし、それが争いをより深刻、悲惨なものにしている姿も少なからず見受けられる。
塩を送るということはすごいことだけど、もし、その後謙信が信玄に勝ったとき、塩を送っておいたほうが元信玄の領民受けがよくなってすぐになじんでくれるという計算はしたと思うんだな。