2010-01-10から1日間の記事一覧

さみしさの周波数

作者は天性のうそつきだ!(←誉めている)文を書く気負いみたいなのが見えない。行間と行間の間が滑らかで、すいすい読める。主人公の思考がごく自然で、ひっかかりがない。プロットとしては斬新なオチはないと思う。(斬新なのに斬新でないと自然に思わせる…

きみにしか聞こえない

おおっ、白乙一と呼ばれるのもわかる。なんちゅ〜か海燕さんの小説を読んで思ったのだが、人によってたしかにそれを主題にすると引っかかってしまうスイッチのようなものは確かにある。だけど、そのスイッチを持っていない人にもなんとなく読ませて、いい、…