起きていることは受け入れるが、私の選択肢がないわけでも
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
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5月に図書館に頼んでたやつが回ってきました。
うーん、ちょっと秋津と問題意識が重なりつつ、痒いところに手が届いていない。
私はどちらかというと、
- 作者: アービンジャー・インスティチュート,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 祥伝社
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旦那が仕事に夢中で、不満を持ちつつ旦那に何も言わなくなる妻。もっと家庭を大事にしてというべきだったんだろうが、それで旦那の心を動かせるのか?
旦那を信頼していたら、心が動いたのか?しかし、リアルでは動かないことも多そうで、その自分とは違う他人にどう納得すべきか。
他人の生き様を認めるのなら、黙るべきだろうが、「私」と「あなた」の関わりにおいて、「あなた」が「私」を大事に思ってくれているのなら、譲ってくれることを期待したいし、
譲らない「あなた」にとって「私」はなんなのか。無条件の愛なら受け入れるべきだろうが、そこでわがまま(条件)を言う私はヒトデナシなんだろうか?
って、自分の思い通りにならない不条理をどうやって処理すべきかってテーマを秋津君は持っているのである。
って、似たようなことを〜勇気でも言っているんだが、子どもを尊敬すること、信頼すること、
教育者は、孤独な存在です。誰からもほめてもらえず、労をねぎらわれることもなく、みな自力で巣立っていく。感謝されることのないままに。
んで、まあ、失敗したときのフォローをしろって、納得できるラインではあるんだが、子どもとの間に信頼感を醸成できなかったらどうするのか?
私の中に上から目線の部分があるのかって納得させる?
もしもわたしがあなたに不信感を抱いたままアドラーを語っても、あなたは聞く耳を持ってくれないでしょう(略)
しかしわたしは、「わたし」を信じてほしいと思っている(略)ゆえにわたしは、先にあなたのことを信じるのです。
相手が信じてくれるから私も信じるって、相手にボールを渡してもなーというのも分かるんス。自分から折れないとね☆
で、そこで、でも、意見が合わなかったら、ま、それはそれでいいでしょ。私はあなたを認めます。遠くで幸せになることを祈ってます、とか、でも棚上げして別の事では協力し合えますよね。
と、言うのが私の今の方針なんですけどけど、そこんとこ、アドラーは私たちの問題として考えます、と。
私の譲れないもの、とあなたが譲れないものがあるはずなんすよ。そこんとこの回答ないっすかにゃ〜
イスラム教とキリスト教の共存て、それは新しい宗教(イズム)の押し付けでしかない的に、片手落ちっぽい気がするにゃ〜
「私」はあなたを信頼するのは分かる、でも私は「私」と違う「あなた」を認めていて、私の意見に耳を貸さないのも認める。
でも、それでも私の「持ち出し」で付き合う続けるメリットって何?「私」が「あなた」に全く見返りを期待するものがないって、それは、聖人じゃねっぽく。
普通は自分の自尊心を損なうぞ。
付き合えない人がいるはずんス。どうあっても理解しあえない人の設定をしないのか?理解できる他人しか設定しないのは自分を高く買いすぎて傲慢じゃね?
というか、私たち、の例は夫婦で、そこから、「共同体」に飛ばすのは、無理っぽくね。
私は私の手の届く範囲の人しか幸せにできないよ。って私は思っているんすけど、そこを崩す言葉を重ねてくれなかったんス。
的に、言っていることはいいことなんだけど、なんとなく詰めの部分がなくって、まあ、私のテーマ「不条理」に近しいところにいるのに、一応の回答がなかったんで、少し残念だったのでした。