プロフェッショナル 羽生善治の巻

羽生さん25歳で将棋七冠、しかし、その後王座だけになったとか(か、ナレーションは私にはそう聞き取れたのだが、ってwikipedea見れば分かるか)

しかし、35の時には2冠だか3冠だかで復活した時の話であった。7年以上前の話ね。

30代になって手を読むことも記憶力も反射神経も衰え、勝負の流れを読む将棋に切り替えたらしいこと。

なんか、VTRで盤の解説を聞くに、正面から勝負を買って出てこれに負けたら相手の選手生命を断ち切ろうという手を売っているとか。

もちろん、賞金二千万のかかった勝負で実験しているのはガチ

でも勝負がかかってくると手が震えてくるとか。

将棋は正しい手がいいわけじゃないとか。

人生で何回も対局する相手ときの勝負どころとか

羽生さんはスランプ中に還暦を超えた棋士が自分の将棋をしようとする姿を見て、勝負が問題じゃないと気づいたとか。


人生真剣具合にクラクラした。

行き詰まった時には示唆が多い気がした。

人生長くて、ひとつの結果に一喜一憂するのではなくて、勝負どころを見極めること、なんて、

確かに人生緩急つけたほうがいつも全力で走り抜けれないだろうな、

さて、私が今すべきことは何だ?

(追記)
じゃなくて、「私の」人生何が大切か、何を切り捨てるのか

人生という長いスパンで考える視点は、うん、結局、無になるわけだが、その中で私は何を大事にしたいのか。

65になった父が車に乗れるのはあと5年で、なんとなく、「人生」と区切られる期間、このままの状態がずっと続くわけでない、終わりを意識したDVDになった。