家庭菜園二連打

今日も家庭菜園のキュウリの病気について問い合わせがあった。

圃場へ行って、確認して、病気の部位をもらってくる。

ん〜黒い胞子状の物がある。

つる枯病ですな→高知農業ネット:http://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/info/dtl.php?ID=3675

ちなみにキュウリは、つる割病もある。

それはともかく、厄介な病気で、薬剤散布以外の方法がなく、防除しても止まるかどうか不明である。

薬剤って、家庭菜園で使うとドリフト(農薬はそれぞれ何の品目に何倍の濃度で使っていいのか決まっているが、散布して近くにあった目的外の農産物にも薬剤がかかってしまうこと、別にかかっても腹を下すわけではないが法律上まずい)が怖いのでお勧めはしたくない。

野菜類登録と言って、どの種類にでも使っていい(ドリフトしても怖くない)農薬もあるが、つる枯病に聞く薬剤で野菜類登録の物はない。

電話で経過報告をするに、薬剤を使うつもりはないようで一安心だったが、傍で対応を聞いていた班長にいろいろとアドバイスを受ける。

抜くしか対処の方法がないことは言ったが、最悪の事態(抜いても止まるかどうかわからない)を言っておかないと、あとでもめる原因になる。

それから、最初の聞き取りのときに、薬剤を使うつもりがあるのか、どんな薬剤を使いたいのか、を聞いていないといけない。

耳が遠い人で、早く電話を切りたいようだったので、いろいろな注意事項を強調することができなかったのもダメだった。

以後、しばらくは同じ場所にキュウリを植えるのをやめてもらうことも言っておかないといけないし、今度近くによることがあれば、早めにもう一言、言い加えておこう。

班長にはおいらは伸びる余地が大きい、と言われているのであるが、まだまだセオリーがつかめていない。

揉めるのが先か、一通り対応を身につけるのが先か、ドキドキするな。

ちなみに農作物に異常ができた時は、どういう異常事態か言うだけではなく、いつ異常に気が付いたか、圃場のどの部分で、あるいは全体か、みたいなことを言ってもらえるとありがたいです。

聞き取り要項として、いつごろ播種定植したか、水やりの頻度・量とか肥料の量とか異常がある前に農薬散布していないか(毒があるわけではなく、油分とかで日焼けすることもある)などの情報があればなお良しです。

いや、まだ半人前なんだけど。

ちなみに要請活動はやって当たり前だけど、力を入れ過ぎても、産地をどうするのかの年間目標を達成できなければ、無能な人とみなされる。

昔から言うと支店数が3分の一になっていて、担当地域が広くなって目的の圃場まで一時間かかる(往復二時間)のもざらだし、主な部会の部会員だけで200〜300人ある人もいるし、一人の面談に1時間かかるときもあるし、あんまり巡回してくれないって責められても物理法則上無理でどこにどう時間配分するか思案のしどころなのである。

(追記)
三原菜園の講演があるのだが、全6回の研修とセットで、促成が終わった7月のことだから、巡回の時間を回したと思って、受講するのもいいかと思っていたんだけど、なんかやっぱりいろいろと時間を食われることが入ってきそうで、来年のネタ作りの優先順位、どうするかなー

ちなみに今日、某会に行かなかったら、あとで注意を受けるの巻。資料見たらえーやんと心中では思うのだが、勉強中の身なのに同僚の不興を買ってまで強行することなのか、いろいろと悩める。