典型的でない青枯れ病

病害虫分析も大事な仕事です。

枝の中位ぐらいの葉が熱湯をかけたように萎れてきて、2〜3週間ぐらいかけて全体に広がる。

仕立ての他の枝にも広がる。

2〜3本ぐらいおいて、同じ畝の両側に6,7本あって、最近では離れた畝にも発見されている。

ん〜青枯病だけど典型的な症状ではないんだよな。

青枯病は連続的に、一気にくる。

しかし、同業者秘密ネットで検索すると、2,3株離れていても「萎れて」いたら青枯病が検出されたと10件弱ぐらいあった。

(皆専門家だから、典型的でないので分からずに病害虫なところに同定を頼んでいた)

3日後に枝をもらってきて、水につけると白いモヤが出て、青枯れ病でした。

一応、薬がないではないが、特効薬はない。

一度圃場に病気が出ると、なかなか根絶しないので、結果を告げるのは気が重かった。