直接支払制度と環境支払制度とGAP
日本GAP協会が面白そうな講演をするようだ。
年末から開かれることは知っていたんだが、詳細を知っていたら、今マイル貯まっているので、東京行ったのに。
でも基本、東京の講演は月曜か金曜にしてもらわないとー
現在、政府・与党を中心に日本型直接支払制度(多面的機能支払)の新設が議論されています。
国土保全や水源涵養、集落機能など、農業・農村が果たしている多面的機能を維持することに対して農業者に直接支払する制度であり、さらに促進を図るために環境保全型農業直接支払の改定も同時に審議が進んでいます。
上記のどちらも源流としてはEUの取り組みがモデルとして参考にされてきました。
EUの直接支払制度はクロスコンプライアンスセットになっており、支払いを受けるためにはGAPの実践が要求されていると説明する研究者もいます。
またこれとは別に環境支払制度があり、そこでもGAPのようなチェックリストがあります。
日本では”GAPと呼ばれるもの”について情報が錯綜しており、それが日本のGAP普及の軸足が定まらない最大の原因であると思います。
GAP普及の公益団体である日本GAP協会として、日本とEUで”GAPと呼ばれているもの”を改めて整理する機会を作りたいと考え、このたびの講演会を企画しました。
基調講演:「EUの直接支払制度・環境支払制度とクロスコンプライアンス/GAP」
学習院女子大学 荘林幹太郎教授
講演:「日本型直接支払制度(多面的機能支払)と環境保全型農業直接支払 最新動向」
http://jgap.jp/LB_06/20140116_rinji_soukai_kouen.html
(追記)
講演資料や動画一覧
http://jgap.jp/LB_06/20140116_rinji_soukai_kouen_houkoku.html