ミカサ?
「進撃の巨人」で面白いことの一つは、ミカサはある意味単純な人だけど、アルミンやエルビンはなんとか向こうに行ってしまう決意をする知力がある。ただ、ジャンやエレンのほうが、これから逆転する世界に耐えるんだろうな。エレンがダメな人である意味が面白い。
BY finalvent
ベントさんはcakesの連載で、「ミエコはエレンを失ったミカサ」と書かれていた。
私が神谷美恵子を読んで感じたのは、なんとなく、真っ直ぐさを感じたからで、
「生きがいについて」絶望と孤独の深さで感想が変わると書かれていて、そっちはおいらは高潔さを感じるし、確かに頭の良さを感じる。
実体験に裏付けされた目配りの良さかと中編、後篇を読んで納得したのだが、自殺を考えていたのか?的なところは根拠なく疑問符が付いていたりして、おいらさん的にはある意味単純な人だけど、と書かれた方が、ああ、これが頭が肉体に生かされるというところかと飛躍して納得するな←意味不明
(追記)
ミカサが武に優れているようにミエコは知に優れていたとあるので、ミエコは「向こうに行ってしまう決意をする知力がある」方かもしれないし、単純さを示すミカサとは被らないかもしれない。
おれっち進撃の巨人は3巻までしか読んでいないので、向こうの元ネタがあるのかどうかも分からないし。
山本夏彦が手淫の害を説いたやつらに何だったんだと言っていた(だったかな)が、おれっちの世代は肉体というか性欲的なものは特に受け入れるのに抵抗がないから、その点を読み損ねていると思うけど、
おれっちは美恵子殿に健全さ(単純さ、迷いのなさ、自己肯定感?:矛盾を感じないというか、後ろめたさがないというか)を感じちゃうのよね。深いとは思うんだけど。