趣味の農業

「10万円かけて旅行するより野菜をつくる。JA職員だったかな?の名言やわ」

と兄貴が言った。

ん?

兄「本当は野菜じゃなくて米だったけど」

秋津「ちょっと待って。コンバインだけで400万、トラクターで250万、米やるっていったら1000万かかるぞ。

10万で済むか?」

兄「機械はレンタルだよ、レンタル」

う〜ん、コンバインとか使う季節は限られているわけで、使用するときの取り合いに負けやせんろうか。

ちなみにうちの田んぼが3反で不動産税が年40万かかると聞いた気もする、趣味の農業は高く付く。

ほら、農地改革で残った貴重な田んぼだし、と言いつつ

私が定年退職したら畑したいんだけど、その前に売っぱらわれる気がする。

気軽に売り買いできないから経費がかかっても持っておきたくなるんだろうけど。

一応、
農業公社(http://www.kochi-apc.or.jp/agricultulral_start.php)で賃貸農業土地の情報が見れるけど


ちなみに、集落営農つって、集落単位で機械をまとめて買って、オペレーターという名の若い人が集落の稲作を引き受ける仕組みがあり、東北・北陸の方では100ha単位で受託しているとも聞くが、4年前の時点で高知ではあまり流行っていなかった。

自分ちの土地でとれた米が食いたいからというのは建前で本音は知らない。

集落で一番美味しいコメを作る土地の米を自家用にして(余りは売る)今より美味しい米が食べれる、と担当は説得していたのだが。

自分ちの機械が壊れるまでは使うって言って、組織の機械が使われなかった。

少ない面積ではオペレーターが手数料で食っていくには難しい。


ちなみに直販所で毎月5万稼ぐ、と言って退職した人がいた。お家の畑の規模は知らなかったけど。

雑誌現代農業だと、60a(多分もっと少なかった。30aぐらいだった気もする)で年300万とかいう例もあった気がするが。

ちなみに白状しておくと、ミニトマトがあっさり平均収量を超えたのには当然理由がある。つづく(のか)