マイホーム、買ったほうがトク!
- 作者: 藤川太
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/01/13
- メディア: 新書
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当然の話だが、いい家と悪い家があり、いい家は100軒に一軒ほどと少ない。
TVでファイナンシャルプランナー4人が話し合ったとき、実は4人とも家を買っていた。
著者は家を買うのに5年かかったそうで、数少ない「いい家」選びのコツを伝授する。
神は細部に宿る。だっけ?
とにかく、細かい表やグラフが多く、何でも楽をしようとすると大火傷するんだな〜
人生をかけた買い物をするのに、根拠があいまいでいいわけがない。
家を買った場合の実質家賃を計算して賃貸の場合と比較すれば良い。
よく月々この程度の支払いでOKとあるが、実際は管理費、固定資産税、修繕積立金などが年に30万円程度はかかる。
で、この実質家賃は不動産価格が上昇する場合だと買ったほうがトクだが、今は下がっているし、、、
って著者は値上がりする物件をつかんでいて、利便性の高い都心部は下がりにくい、(か?)
で、実際の家と土地の値段の出し方を伝授する。
出してみると、そんな物件めったにないよー
そこで、値引き、です。
ただし、30代で家を買うとして、50年も住み続けられるのか?
買い替え、建て替えを考えると、ずっと選択肢は広がる。
お次は資金計画である。
年収の2割が税金なので、生活費を考えると、住宅ローンも2割程度、できれば15%が良い。
返済期間は短ければ短いほうがよさそうだが、子供の教育費などのイベントで将来破綻することも考えられあまり短いものも考え物だ。
実は住宅ローンを借りる際は団体共信生命保険に入ることを求められる、、、実はオレ、病気でアウトやんけ。
もっともフラット35は大丈夫みたいで、もっと35についての情報が欲しかったかな。
相続するかもしれない祖母の家は築80年で、
私は愛着があるのでリフォームで対応したいのだが、フラット35は使えるのか?
ま、相続は金のかかる人がいるし、家にシロアリもいるらしいし、どうなるのかはわからないが。
この本を読んで、住宅を買うときの手順がイメージできるようになったのは収穫であった。
次はいいリフォームについての新書を見つけてみたいな。