残念な人のお金の習慣

残念な人のお金の習慣 (青春新書プレイブックス)

残念な人のお金の習慣 (青春新書プレイブックス)

この本に書かれているお金の習慣は作者の実体験で面白いが、それよりか残念な人とできる人の思考法の違い、「残念な人の思考法」の続編として勉強になった。


自分は人生で、人間関係でドツボにはまったことはない気がする。

単に物忘れがいいだけとか、ドツボにはまったことにさえ気がついていない関係もあるかもしれない。

上手くいなかった人もいるが、その助教授は教授とけんかして研究室を出ていくぐらい、独自のノリの人だったしな〜

そんなことはともかく、この本を読むと、単に環境が良かっただけか、という気になった。

残念な人と稼げる人の違いは、残念な人は他から見たら取るに足らないパイの奪い合いをするが、稼げる人は他からパイを探す提案をするとある。

と書かれて、ああ、同期のMは、話しを膨らますのが上手いんだよな、と心当たりがある。

すぐに別の案を持ってくることができるとゆーか、ちょっと尊敬の気持ちがはっきりしたとゆーか。

ここに書かれてある、それでもダメなときは相手にパイをすべて与えて、ケンカはしないのが稼げる人とあり、私はパイを渡して喧嘩はしないけど、粘りが足りないっツーか、そうか、パイを増やす提案をすればいいのか、目から鱗であった。

いや、単に争いたくないだけで、パイを与えて窮地に陥るような追い詰められた経験をしたことがなかっただけか。

自分は恵まれた環境にいたのだな。

追い詰められる前に、新たな提案をするという選択肢を覚えて、ちょっと本を読んだ甲斐があった。

あと、同じ章で、受験勉強は平均点をあげればよいが、ビジネスでは100点(以上)一科目で勝負、高得点でない商品は買ってもらえない。足りない部分はチームで補ってもらう。

つまり長所を伸ばせ、とあり、自分の長所か。もう自分は30だし、専門をはっきりさせないと、営業もどきで有象無象になっていしまう。

ちょっと焦りが生まれるのであった。

資格取得してどう変わるというわけでもないが、有言実行しないと、というわけで、仕事は年度末で忙しく、本読む時間より勉強時間を優先したいので、今週平日の更新はないかも。2月6日の締め切りが終われば楽になるんですけどね。