魔法科高校の劣等生1
- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 434回
- この商品を含むブログ (119件) を見る
俺の中二病魂に火をつけた!
雰囲気としてはままれさんや川原さんより好きかな。
題名を見て、そう、時代は「劣等生」だよ。
劣等生でも劣等生なりに誠実に生きればいいんだヨと思ってwkwkしながら読み進めると、主人公は超人だった。
評価システムから漏れるものの、実はものすごく強い。
入試では100点満点をとったりする、(けど実技が学校が評価する分野では弱い)
ヤンのごとくできた人格と思いきや、ケンカを買ったりする。
妹の名誉のためと、言い訳が成り立つようで、口も強いし、屈折した風に書かれているが、実のところ実力のある余裕が透けているようにしか見えない。
劣等感が見えない。
これが中二の理想像か。いや、私も好きですけど(←ちょっと恥ずかしい)
妹から無条件(に見える)愛情を注がれるっていいですよね〜
二等学生の仲間もみんなできるやつに見えるし、劣等生がいかに生きるべきか、を追及してくれたら社会人視点では面白いと思うのだが、それはなしかな。
読み終わって時計を見ると、思ったより時間が過ぎていたのに驚く。
すっかり没入していた。
自分の中二病属性を自覚して、勇者の伝説も読んだら楽しそうかなと思いつつ、来週末本屋に行ったら2巻を買おう。