先輩と本を貸し借り

職場の先輩も本を読む人だったらしい。

早川とか創元が中心の人で私とはちょっと毛色が違うが。

それでもお互いのお薦め本を交換してみる。

私は橋本治、先輩は開高健

私も開高の人生相談にはちょっと興味があったので、wkwkしたが、残念ながら、その面白さはよく分からなかった。

アホな子(誉めている)相手にうまい落とし所とは思ったけど。

先輩は橋本の「89’」を突っ込みながら読み、ちょっと膨らませているところが気になったらしい。

山形浩生の言うところのちょっと誇大妄想なところかな。

自分は大学に入るまで評論と言う分野を知らず、新聞と違う意見をもつ自由を知らなかったので、橋本のオリジナリティが新鮮だった。

しかし、もともと自分の意見を持っている人からすれば、奇矯に映るかもしれない。

そういう人には「いま私たちが考えるべきこと」で、みんなの意見が自分の意見になってしまう人の気持ちを分かってもらいたいかとも思ったが、ま、お節介だし。

とゆーと馬が合わなかったようですが、「悪魔のピクニック」その他ノンフィクションを借りているのでこれからジコジコ読んでいく予定です。

代わりに自分が貸すものがないな〜