惑星のさみだれ10
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/11/30
- メディア: コミック
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盛り上がって、3回ぐらい見返してしまう。
大団円で、とくに見るべきものは無し、これまでの積み重ねがものを言ったんだろうけど、自分は一回読むのをやめていて、筋を忘れてつながらない。
理屈をきちんと考えた気配はあるんだけどね。
大人になっても希望を持ち続けることはできるのか?
大人になるっていいことばかりではない気がするが、そこはきれいにまとめていた。
自分は生ぬるい環境にいるから、漫画を読む余裕があるのではないかという疑問はある。
この本だと、辛い環境は垣間も見られないが、それでいいのかな。
昨日久々に高校の友人と飲んだが、いろいろあるみたいで、ネタのない自分の環境は特殊なのではないかと思ったりしたもんで、本の趣旨と外れるが、大団円はちょっと物足りなかった。
いやなことがあっても歯を食いしばる、そういう場面が一つあったら、幸福のかけがえのなさがより際立ったと思うんだけどな。
告白の場面では涙腺緩んだけど、やっぱり自分は対象年齢より年上かも。