今日の一言

子供にとって、「親の家」とは、イコール「自分の家」なんだ。その家の章勇者が誰であるかなんてことを特別に考えなくても住むようなものが、子供にとっての「自分の家」だ。

だから、「ボクが育ったのは"自分の家"ではなくて、"ボクの親の家"です』なんていう子供がいたとしたら、それは特別に親と中の悪い子供だろう。(中略)

だから、当然のこととして、親というものには、「この家を、お前が大きくなるまではは、お前の家と思ってもいいんだぞ」という義務がある

BY貧乏は正しい ぼくらの東京物語(橋本治