帰ってきた桃尻娘
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/10/06
- メディア: 文庫
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磯村君や木川田君にとって、自分がなんともない人であると思って、相手にしてもらいたいのに、他人。
榊原さんが自分、何やっているのだろうか、恥ずかしくなる気持ちはよーく分かる。
感情移入しまくりである。
しかし、自分的には悩んでいようと、ノー天気にしていようと周りの反応は変わらないわけで、悩んでいるのが馬鹿らしくなるんだろうと思う。これから。
まだ悩む自分は、まだ大学生の延長上だろう。
榊原さんはぶりっ子をすることにしたらしい。
ぶりっ子というか、こう思われる格好を合わせてみたら、結構それはそれで流されて、気持ちよくなるものだが、榊原さんはどう転ぶのか、知っているけど、最後に読んだときから7年は経っているし、どう思う自分は変わったのか、楽しみだ。