悪について

天狼星ヴァンパイアのさいごの2Pだけ読んで、悪についてインスパイアを受けた。

(いろいろ読者に考えさせるってすばらしい作家の力量だと思う)

私の辞書に悪の字はなかったが、悪についての欄を作りたくなった。

1人殺せば殺人鬼、千人殺せば英雄で、絶対悪なんてあるんだろうか。

ネウロはピンとこなかった)

で、天狼星ヴァンパイアの背徳感は「悪の萌芽」だ〜と思ったんだが、自分で考えておいて「悪の萌芽」って何?みたいな。

人が堕ちる瞬間ってあるかもって思った。堕ちたとはっきり思ったってことは堕ちたという上から下への移動を意識したってことだ。

堕ちるのを手助けする(ポワロのカーテン)みたいなのは悪っぽいが、人へ影響したといえばそれだけだしな。

勤勉な悪(水野良)って名言だよな。

ありきたりに言えば、さりげない無関心は悪につながるかとはぼんやりと思うが、内田のたッツンの新刊が考えるヒントになるかな。