封仙娘娘追宝録 天を決する大団円(下)

宝貝の集団である。問題解決の方法がはっきりしているのならば、わざわざ街道をちんたら歩いたりはしていない。

和穂が抜けることが、こんなに痛いとは思わなかった。

宝具の連中は淡々としているので、話が盛り上がらないのである。

今回もあっと思う、JOJOのような頭脳ゲームが繰り広げられ爽快感がある。

しかし、追い詰められても、全力を尽くしやれることやったら、しょうがないじゃん、では、もし、この事態が解決しなかったらどうなるのか、説明されても切迫感がなく、面白さ半減で評価に困る。

静嵐の秘密は明らかになった。一方で上巻はパラパラとしか読んでないので把握していないが、夜主さんの秘密の伏線は回収されていない気がする。

番外編で明らかになるとよいな。

シリーズ完結記念プレゼントに応募して檄を入れてみようかな。

封仙娘娘追宝録 天を決する大団円(下) ろくごまるに 富士見ファンタジア文庫 2009