決断主義のその次

斉藤環の小論が少し面白かった。
http://voiceplus-php.jp/web_serialization/kyokou/002/index02.html

宇野常寛のいう決断主義の次は関係主義だ。

橋本治が「89’」で関係の話をしてから20年。

橋本は10年早いと言われるが、20年早かったのか。

環先生の指摘が当たるのか楽しみです。

ちなみに私はニーバーの言葉

 「変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を、われらに与えたまえ」

が人生指針なのであるが(http://d.hatena.ne.jp/akizu/20081214/t

環先生の指摘は分かるような分からないような。繰り返し読んでみよう。

てゆーか、前述の自分の記事にはニーバーの言葉は、人間には変えられるものと変えられないものは分からないので、思考は三文を循環する、その割り切れなさが人生の縮図で好き☆みたいな文章がもとの文章にあったのに、抜けている。

1年以上前の文章だし改訂するか。