アクセル・ワールド4

面白いっすよ〜一度読み終えてから2周目に入るのは久しぶりです。

中学生のころは物語のパターンがわからなくて、何度読んでも新鮮で、暗記するまで読んだもんでしたが、最近はすれて2度目を読んでも新鮮さがある本にはなかなか会えなくなっていました。

JOJOっぽいです。ちゃんとアイデア勝負をかけて読者に納得いく形で示している。

でも私JOJO第三部のころ小学校高学年だったが、別に面白いマンガだとは思っていなかったように、パターンを先読みしてないのでアイデアに対しては鈍感なんで、その凄さがわかるようにペトロニウスさんに解説してもらいたいな。

で、3は最後の5Pだけ読んで、これ続きで区切られたら辛いと思って、読んでいません。続きが気になってとりあえずチユちゃんのオチだけ確認のつもりで4を購入、(ツタヤで最後の1冊だったよ)、4だけでも読める親切設計。3も明日買うけど。

チユちゃんのオチは疑われるとまずいからというんだが、メールを送ったらばれるんじゃないのかという疑問がわいて、飛ばし読みしたせいかもだけど、もうちょっと考える出口をふさいでもらいたかったかな。

とにかく、いまどきそれでいいんかいってぐらい友情第一。裏切られることも含めて、信じる大切さが謳われていますが、友情と天秤にかけて重くなるものをこれからどう提示していくのか(一直線で終わるわけないでしょ?)注目です。

すっかり説得されちゃって、何も思い浮かばないのが怖い。たしかに友情は一面の真実ではあるけれど、サラリーマンがラノベの主人公になれない理由が浮かび上がってくるように書いてくれないかな。

私は勤め人ですが、まだ学生の延長気分で、社会人になっても友達を作れる気がしているし、勤めの本当の厳しさを知らない気がするので、何かで予行演習して迫りくる危機に対処したいです。

アクセル・ワールド4 川原礫 電撃文庫 2010