借りてきた漫画を兄弟でその辺に寝そべって読んでたわけですが、おい、こら、話しかけるな。泣いているのがばれるじゃないか。
「<読み手>は、何も知らないんだね。
あんたたちはおひさまを他のあかりとまちがえないでしょ」
「太陽なのよ」
のあたりで、信頼の厚さにうるるっときました。別に感動するように直前に落ち込ませる設定にはしていなかったと思うんだが、やられました。
最後の一こまもよかったです。好きな人にちょっとやさしくされると、確かに空間全部自分のもの、空を背負った気になるぜ。
月光条例 6 藤田和日郎