天職は寝て待て

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)

公衆衛生医師が、月給50万円で、深夜勤務がないとして、今から大学へ入って、なんとか年齢規制に引っかからないなといつものごとく夢想して(私は得意科目で偏差値84を取ったせいで、ペーパーテストの見積もりは甘め。総合得点はw)、でも今の仕事楽しいし、と思い直すまで3時間。

人生に諦めがついてくる今日この頃、そういう自分を肯定してもらいたくて、転職本を手に取る

↑卑しい読書だ

プリキュアで自然と文武両道の子が悩む話があったが、自分のやりたいことと、できることが別なのが当然で、その隙間をどう解釈したらいいのか。

何が得意かはやってみないと分からないし、経験を積むまでできずに辛いこともある。

すぐに向いている向いていないを判断するのは早計ではないか。

もうこの会社を辞めたいと思って、踏みとどまり、待っていると状況が好転することもあるし。

著者のやりたい分野があったとして、その関連本を読み進められないようであったら、憧れにとどめていたほうが良いというアドバイスは、耳が痛い。

自分、興味のある分野の本はぼちぼち読んでいるが、寝食を忘れるというほどでもないんだよな。

前に極めたかった分野では、全然勉強してなかったから向いていないと思ったと、職場の同僚に(今日)突っこまれていたからそれよりかはましだけど。

資格勉強を優先させなきゃいけないし、ブログネタを読まないといけないし。

というか、話は飛ぶが、私の難しい本の積読は、ただのお金の無駄かな、と落ち込む。

それはともかく、(著者の言い分を強引にまとめると、だけど)キャリアについては「何が譲れないか」自分の価値化や欲求を確かめるぐらいが良い。

「キャリア・アンカー」という本で、自分の価値観の類型が分かるらしい。・・・買ってみよう。

たぶん今の職業は裁量権大きいし上からの締め付けはないし、合っていると出ると思うのだが。

キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)

キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)

と言いながら、天才と凡人の差は才能ではなく練習時間で、1万時間でプロになれるという法則は

1万時間の練習をした子供楽しんでやっているという共通の特徴があり、内発性が重要とも書いているのだが。


「今、目の前にある仕事を誠実に取り組む。そうしていれば周りから信頼され、幸運が舞い込む」という結論は勇気が出るし、ロジカルシンキングは正解を見つけるための技術で差別化にはつながらないなど、この本は著者最初の1冊目で、面白いネタがこれでもかと詰め込まれ、お買い得だった。

で、紹介された「ロジカル・シンキング」という本は、買っておこう。未チェックだった。

ロジカル・シンキング (Best solution)

ロジカル・シンキング (Best solution)